TOP>>波力ユニット>>波力タービン

発電機

フライホイール

ダイアフラム

波力発電装置の中心は、空気タービン発電機です。
従来より、往復流の空気を利用する方法は、バルブにより一方向の流れに変換して、衝動タービンに導入する方式と、往復流のままウエルズタービンに導入する方式が採用されております。
前者の場合は切替機構が大掛かりになり、後者の場合は、構造はシンプルですが起動トルクが低く、しかもエネルギー回収効率が低く設備費が割高になります。

そこで衝動タービンをベースとし、対向型ノズル(図中紫塗)をダイアフラムにて支持し、海面の上下動により発生する圧力を利用し、入口側ノズルをロータに接近させ、同時に出口側ノズルをロータから遠ざける方式(keytechnology フローティングノズルと命名)とし、羽根・ノズルの形状を変化させ、エネルギー回収効率50%以上を目指してテストを繰返します(05年7月〜05年12月)。
特許第4112547号,US7,525,213 B2,Indian Patent No.254267

05年8月
テストの結果フローティングノズルはほぼ瞬間的に移動することが判明したため、現在はピストン方式でのコンパクト化を検討しております。

05年11月
佐賀大学理工学部教授瀬戸口俊明博士の長年にわたる研究成果を使用させて頂き、新しいモデルを製作中です。

06年7月
水動力計を小発電機に代え電力を測定しましたが対向流用の対称形の羽根では理想的な設計が出来ず効率向上に壁があることが判りました。

06年10月
従来の軸流型ロータの効率の壁を乗り越えるべく輻流型片流れ方式を考案し特許申請すると共に瀬戸口先生より理想的な羽根のデータを頂き試作を開始いたしました。


発電機

フライホイール

07年10月
輻流型はノズルが外側にあるため重くなりやすく、正常に浮上させるための改造に時間を要しましたが、大幅な軽量化に成功し、構造上の問題はほぼ解決しました。
又、軸流モデルの2倍の外径としたため、回転速度が低く押さえられオールプラスチック組立式ロータの使用が可能となり、量産効果によるコストダウンの見通しも立ちました。
特許第4805783号

08年4月
ここまでの成果は(電機発を含めた)効率:46%ですが純粋のタービン効率を把握したいこと、できれば更なる効率向上をはかりたいため、佐賀大学にお願いし大学の設備を使用して試験して頂くことになりました。

08年10月
佐賀大学での試験の成果は途中経過ですが、タービン単独の効率で58%に達しました。
然し、更なる改善の可能性を探るべく新モデルを製作中で、3月までに試験を終わらせる予定です。


09年5月→13年5月更新
佐賀大学での新モデルによる試験の成果は64%に達しまし、ほぼ限界と思われます。
続いて、更なる構造改善を検討しておりましたが、重いノズル群は浮上させることなく固定し、外周部のノズルチェストのみ浮上させる方式により部品の軽量化と加工・組立の簡素化を図るべく試作を開始しました。
特許第5550753号